今回紹介するのは、男子のシンクロナイズドスイミング(現アーティスティックスイミング)を世に広めるきっかけになり、社会現象にもなった2001年公開の映画『ウォーターボーイズ』。
三度にわたってドラマ化もされた同作品は、男子高校生たちの奮闘を描いており、多くの人が共感できる内容となっています。
誰もが経験したことのあるような内容だからこそ、得られる教訓は大勢の人の心に響くのだと思います。
今回はそんな映画『ウォーターボーイズ』についての感想や教訓をまとめていきたいと思います。
映画概要
競泳選手としてはダメダメな男子高校生鈴木が、ひょんなことからシンクロナイズドスイミングと出会い、文化祭公演をなんとか成功させようと奮闘する物語。
感想
まず映画開始3分でシンクロと出会います。
めちゃくちゃ展開が早い!笑
まずこのスピード感が、多感な時期のめまぐるしい日々を象徴しているように思います。
そしてこのスピード感は最後まで衰えません。
まぁ映画が2時間という短い時間というのもあるでしょうが、同じ2時間でもゆっくりとした時間の流れを感じる映画もありますし、やはり青春を駆け抜けていく様子が表現されている気がします。
そして、舞台となる男子校に美人先生が赴任してきて水泳部の顧問をするとなった途端、鈴木1人だった水泳部に賑わいが生まれるのも高校生らしくていいですね。笑
あと個人的に好きなのが、一時はバラバラになってしまった5人が再び一つになり、合宿に向かうバスでの描写ですね!
一度は「お前って最低だな」と突き放した佐藤が戻ってきて、速攻で仲直りしている姿を見ると、その柔軟さと、やっぱり仲間っていいなぁと思わされます。
教訓
では映画『ウォーターボーイズ』からぼくが得られた教訓をまとめていきたいと思います。
さっそく見ていきましょう!
たとえ誰かに笑われても、自分でやると決めたことはやる
映画序盤、シンクロをやることになったのは主人公鈴木を含め5人。
その他の部員は、水泳部で行う競技が「競泳」ではなく「シンクロ」というのがわかった途端にやめていきました。
周りの大人たちからも「男がシンクロ?」と笑われてしまいます。
それでもシンクロの練習をする5人。
その結果、一度は去っていった仲間たちも戻ってきて、大成功を収めます。
他人からの評価は気にせず、愚直に自分自身の目標と向き合うことの大切さを教えられましたね。
そういう、自分の夢や目標にまっすぐな人って輝いて見えますし、自然と応援したくなりませんか?
ものは見方によってプラスにもマイナスにもなりうる
水族館で合宿を行うことになった5人。
ですがシンクロの練習どころか、水槽のガラス面を拭く雑用ばかりを命じられます。
ガラス越しに魚を見ながら黙々と水槽を拭く毎日。
気づけば2週間も経っていました。
とうとう我慢の限界に達した5人はイルカ用プールで泳ぎ始めます。
そして案の定それが見つかり怒られますが、今回は5人も負けていません。
「いつになったらシンクロを教えてくれるんですか!!」
すると
「バンドウイルカの動きをやってみろ」
そう言われた5人はプールに入りやってみると…
なんとシンクロに必要な技術を、知らず知らずのうちに習得していたのです!
毎日魚を見ながらガラスを拭いていたおかげで、イメージや筋力が養われていたのでしょう。
これがもし、「なんでこんなことしなきゃいけないんだ」と適当にやっていたら身に付くことはなかったでしょう。
まったく関係のないことと思っているようなことも、見る角度を変えれば自分自身の糧になりうるということを教えてもらいました。
まとめ
今回は、『映画版ウォーターボーイズの感想や教訓まとめ!特訓の成果が気持ちいい!』と題して書いていきましたがいかがでしたでしょうか?
まさにTHE青春といった感じの映画で、感情移入もしやすいと思います。
特に舞台が男子校ということなので、「学生時代は男子校だった」という方なんかは、より一層楽しめるのではないでしょうか。
ぼくもこんな高校生活してみたかったな〜(笑)
最後までお読みいただきありがとうございます!