コメディ系

映画『トリガール!』の感想と評価!口コミ・レビューも!青春ど真ん中のぶっ飛び映画!

今回は超ど直球の青春映画『トリガール!』をご紹介。

毎年夏に実際に行われている大会「鳥人間コンテスト」を舞台とし、その大会への出場を目指す人力飛行サークル部員の奮闘を描いた物語。

学生たちの人力飛行機を飛ばしたいというまっすぐな想いや、人間模様、恋愛模様を描いた映画で、青春時代特有のシリアスな場面や、コメディ要素も満載で、あっという間に観終わってしまう良映画です!

そんな映画について今回は「映画『トリガール!』の感想と評価!口コミ・レビューも!青春ど真ん中のぶっ飛び映画!」と題してまとめていきたいと思います!

映画『トリガール!』の作品情報

キャスト

  • 鳥山ゆきな – 土屋太鳳
  • 坂場大志 – 間宮祥太朗
  • 高橋圭 – 高杉真宙
  • 島村和美 – 池田エライザ
  • 古沢 – 矢本悠馬
  • 横原 – 前原滉
  • メガネ女子 – 佐生雪
  • ペラ夫 – ナダル(コロコロチキチキペッパーズ)
  • 実況アナウンサー – 羽鳥慎一
  • 多景島の寺の住職 – 轟二郎
  • 多景島の寺の住職似の双子 - 多根照人・多根靖人
  • ひこにゃん(彦根市のゆるキャラ)

スタッフ

  • 原作 – 中村航「トリガール!」(角川文庫)
  • 監督 – 英勉
  • 脚本 – 高橋泉
  • 音楽 – 遠藤浩二
  • 主題歌 – ねごと「空も飛べるはず」(キューンミュージック)

映画『トリガール!』のあらすじ

一浪し、とりあえずで理系大学に入学した鳥山ゆきな(土屋太鳳)はひょんなことから、人力飛行サークル「Team Birdman Trial」通称TBTに入ることに。

憧れの先輩・高橋圭(高杉真宙)と同級生・島村和美(池田エライザ)と共に楽しく活動していくと思われたが、もう1人のパイロット「雄飛大の狂犬」こと坂場大志(間宮祥太朗)が現れたことにより平穏なサークル生活は打ち砕かれる。

初対面のときから言い合いばかりのゆきなと坂場。

そんな2人が組むことに!?

果たして無事に飛ぶことはできるのか!!?

映画『トリガール!』の感想と評価

なんというか、久々に内容の濃い映画を観たっていう感じですね。

笑いあり、涙ありでかなりぶっ飛んだ、勢いのある映画でした。

かなりぶっ飛んでいるんですけど、物語の主軸が「鳥人間コンテスト」という太く、信頼の置けるものなので、物語としてまとまっている印象でした。

 

まず、役者陣の演技がぶっ飛んでいましたね。笑

鳥山ゆきな役の土屋太鳳さんと、坂場大志役の間宮祥太朗さんの掛け合い?罵り合い?コミュニケーション?がとても面白かったです。

お互いに気の強い毒舌キャラということで、顔を合わせれば言い合いになるんですが、その「あー言えばこう言う」感じがとてもよかったですね。

しかもほとんどがアドリブだったということで、それを知った状態で見返してみると、ただただ「役者ってすごいな…」と感心させられます。

もしかしたら土屋太鳳さんと間宮祥太朗さんの素かもしれませんが。笑

 

あと、島村和美役の池田エライザさんなんですが、水が苦手らしいんです。

そんな彼女がプールに飛び込むシーンがあるんですが、そんな苦手そうな素振りは全くなかったので、それこそ「役者ってすごいな…」となりましたね。

それと島村和美は「ん?」というのが常套句みたいになっているんですが、そのときの表情が可愛すぎました。笑

制作側もそこは推しているようで「キラン♪」という効果音が入っていましたね。

 

もう1人、いいキャラだなと思ったのが、古沢役の矢本悠馬さんですね。

彼は映画「ちはやふる」にも主要キャストの1人として出演しているんですが、名バイプレイヤーと呼ぶに相応しい俳優さんだなと思います。

今作でも人力飛行サークルの頭脳として部員たちを引っ張っていたのですが、とにかく癖が強い。笑

ミーティングでのマイクの持ち方、「オーケイ」の言い方、「ですね」「ますね」の言い方、そして他部員の便乗ww

どこを取っても癖が強すぎで、面白すぎました。笑

 

そして役者陣だけでなく、スタッフ陣もぶっ飛んでいるのを感じました。

特にBGMの編集。

場面場面での雰囲気に合わせた選曲はもちろん、笑いどころで急にBGMを切る編集がこれでもかというぐらいに散りばめられていて、とても痛快です。笑

BGMはバックグラウンドミュージックの略だということはご存知だと思いますが、この映画では完全に役者の1人だと感じました。

ここがイチオシ!ポイントのシーン

【ゆきなが坂場を鼓舞するシーン】

物語の序盤。

大会に向けテストフライトを行った部長の高橋圭(高杉真宙)と坂場。

しかし、坂場のミスにより飛行機は墜落。

圭は足を怪我してしまう。

 

それを坂場は自分のせいだと落ち込んでしまいます。

 

完全に意気消沈して1人酒を飲む坂場。

それを見つけたゆきなが坂場に言います。

「食べましたね?飲みましたね?それ早くトイレで吐いてきてください!」

「圭先輩は絶対ケガ治して戻ってきますよ。」

「先輩はそれまでに体重を落とすのが仕事でしょ!」

それでも弱音を吐く坂場に、

「ムカつくし、悔しいけど、みんな坂場先輩に飛んで欲しいんですよ!!」

と鼓舞します。

 

このことがあったおかげで坂場は再び立ち上がることが出来ました。

そして、坂場&ゆきなタッグという今作の芯の部分が生まれるきっかけになった出来事だということは間違いないですね。

このシーンは、観ている側もフツフツと湧き上がってくるものがあり、活力をもらえるのでイチオシポイントに選びました。

口コミ・レビュー

ではこの映画『トリガール!』の口コミやレビューをまとめておきます。

まとめ

今回は「映画『トリガール!』の感想と評価!口コミ・レビューも!青春ど真ん中のぶっ飛び映画!」と題して書いていきましたがいかがでしたでしょうか?

役者陣の全力の演技に全力で心を動かされる、そんな映画だなと思います。

まさに青春ど真ん中!

最後までお読みいただきありがとうございます!